錦織 淳(にしこおり・あつし)
元衆議院議員、元首相補佐、弁護士
 
錦織淳とはこんな人−実績とともに−
 
最近、政治家の質が落ちているとよく言われます。今、本当に国民のことを考え、政治を行おうという政治家が何人いるでしょうか。国会議員の多くが2世や官僚出身者。こうした人に、苦しんでいる国民の暮らしや声が本当にわかるのでしょうか。
 小泉首相も3世議員。本当に国民の痛みがわかっているのでしょうか。
 錦織淳は弁護士として政治家として常に現場に出かけ、人々と接してきました。人々の喜びや悲しみを実感できるものにしか、ホンモノの改革を進めることはできない。こうした信念を持つ錦織淳の人柄を紹介します。
決断と実行
住専の不良債権処理問題で、大蔵省銀行局長(当時)と直談判し、中坊公平氏を住専管理機構社長に抜擢。また、中海干拓を中止に追い込み、官僚主導から政治主導へ転換させました。 中坊公平氏とともに
中坊社長誕生の瞬間(議員会館にて)
現場主義
弁護士としても政治家としても、机に座っているのではなく、自分から常に現場に足を運んできました。現在もムダな公共事業の象徴である諫早干拓をやめさせるため、有明海で漁民とともに闘っています。 漁民と一緒に
有明海の会場デモの漁船上にて
政策立案能力
衆議院議員時代は一年生議員ながら、新党さきがけの代表として首相補佐の重責を担い、公共事業の見直しや住専問題に取り組みました。 村山首相とともに
首相官邸にて
実務能力
衆院金融問題特別委員会での答弁 自社さ連立政権時代には、金融問題で総理や閣僚にかわって答弁。原稿を見ない堂々たる答弁には、総理や閣僚さえも舌をまきました。
←衆院金融問題特別委員会にて
国際性
中東やアラブなどを何度も訪問。国際政治の厳しさ、難しさを肌で知っています。現在は、アフガニスタンやパキスタンの子どもたちへの支援活動を行なっています。 ゴア前アメリカ合衆国副大統領と懇談
ゴア前アメリカ合衆国副大統領と懇談(ホワイトハウスにて)
弱者への思いやりと正義感
弁護士として培ってきた弱者への思いやりと正義感。常に権力や暴力に屈せず、正論を貫いてきました。                    

水俣病の患者さんの集会にて講演
 
略歴
 
1945年島根県生まれ。57歳。東京大学法学部卒。
1972(昭和47)年弁護士登録。
1986年第二東京弁護士会副会長。
1987年日弁連常任理事。
弁護士としての主な活動
チッソ水俣病川本裁判で日本裁判史上初の公訴棄却判決を勝ち取った他、台湾人の元日本軍人・軍属補償請求訴訟、高齢者の公営住宅問題訴訟など、少数者・弱者の人権を守る活動に尽力。多くの企業倒産事件や民事介入暴力問題も手がけるなどの実績もある。
また、日本弁護士連合会(日弁連)の委員会メンバーとして情報公開法制定運動の先駆けとなり、後に議員として制定を実現した。
現在は、貸し手の側からだけでなく借り手の側からも解決してこそ真の日本経済再生が達成できるという信念のもとに、不良債権処理問題に関連した中小企業救済や個人のローン破産などの弁護活動に尽力。また、諫早・有明弁護団長として有明海の再生にも取り組んでいる。
1993年
「法の不備を正すことが国民のために必要」との思いと、人類が直面している「環境破壊」「南北問題」「核兵器」という3つの危機の解決を目指すため、衆議院選挙に島根全県区から立候補、当選(新党さきがけ公認)。
衆議院時代は、農林水産業の再生に取り組み、与党(自・社・さ)農林水産調整会議・農林漁業プロジェクトチーム座長などを務める。
1994年
さきがけ島根支部に主要政党としては初めて定住外国人入党を認め、在日外国人の地方参政権問題を提起。
1994年
村山内閣首相補佐となる。
ムダな大型公共事業の典型である島根の中海干拓事業中止に尽力、1996年8月の与党合意で公共事業問題解決のための新たなモデルを提示して事実上の干拓中止に追いこみ、2000年(平成12)年の正式中止への道筋をつける。 また、中坊公平氏の住宅金融債権管理機構(住管機構、現在の整理回収機構)社長就任の立役者でもある。 その他、衆院決算委員会理事、与党大蔵調整会議座長、党国際局長、同基本問題調査会会長代理、同幹事長代理などを歴任。
1996年10月
小選挙区となった衆院選島根2区で古い政治の象徴とも言える故竹下登元首相と一騎打ちするも惜敗。
2000年
衆院選で竹下亘氏の次点に敗れ、2001(平成13)年参院選では全国比例区から立候補するも、国政復帰は果たせず。
2003年7月
民主党東京17区(葛飾区及び江戸川区の小岩地区)の総支部長に就任する。
 
著書
 
日本経済再生論
2003年9月24日発行
明石書店
著者 錦織淳
いまこそ、維新回天の改革を!
企業再生の闘う現場からの斬新な提言
「小泉構造改革」VS「抵抗勢力」の図式・カラクリを暴き、
日本経済再生の真の道筋を問う。(「まえがき」より抜粋)
 
改めるべきは誰か
2001年7月12日発行
東洋経済新報社
著者 中坊公平・錦織淳
『裁かれるのは誰か』第2弾。
このところ改革が叫ばれ、構造改革の議論が盛んです。その際、表層的なことではなく、もっと根本問題を考えることが大切なはずです。日本には足るを知ることが最も富むという「知足最豊」という言葉があります。これがかつての日本人だったと思うのです。構造改革という以上、どういう構造からどういう構造へ変えるのか。錦織さんと考えてみました。(「まえがき」より抜粋)
 
死刑の遺伝子
1998年12月8日発行
(株)南雲堂
著書 島田荘司・錦織淳
推理小説作家 島田荘司氏との対談の書。
『死刑は消えるか』−国際世論が強く死刑廃止を望むなか、なぜ日本は死刑存置に固執するのか。時代が変わろうとする今、死刑制度はもはや法律論、遺族感情論といった狭い枠の中だけで語るテーマではなくなった。死刑の消滅は、ひとつ凶悪犯罪対処の域を越え、文化、道徳、経済、そして国民性あらゆるものを必ず変えていく。(推薦の言葉より)
 
裁かれるのは誰か
1998年1月1日発行
東洋経済新報社
著者 中坊公平・錦織淳
『法と正義なき日本を斬る』
権力に弱い司法、小さな司法をどうする。法と正義が持っている普遍的な価値を実現するものとしての司法の役割は大きくなっている。(本文より抜粋)
 
この日本はどうなる
1997年1月30日発行
(株)近代文芸社
著者 田中秀征・錦織淳
政治家は落選すればタダの人と言われる。しかし田中秀征氏と錦織淳氏の二人は、政界のその常識をくつがえした。両氏は、議席があろうがなかろうが、常に政治を語り、政治を実行し、政治に耳を澄ませる。・・・常に政治とは何かを語り、何をすべきかを論じ、行動する二人こそ、真正の政 治家なのである。(石川好氏の推薦の言葉より)
 
神々の終焉
1993年6月9日 発行
(株)南雲堂
著書 錦織淳
錦織淳の人生観、世界観がこの一冊に!
「社会的弱者への共感や中東イスラム世界への偏見なき目は、日本人に大きな示唆を与えるだろう。」(東京大学教授 山内昌之氏の推薦の言葉より)
 
Let's 弁護士
1993年 3月14日 発行
(株)森田塾出版
著書 錦織淳・深山雅也
二人のベテラン弁護士による「弁護士日誌」。
さて弁護士は、法定相続人が特定できたとき、どのように実務処理をするのか。そのような興味が生じたとき、”文学的な世界”に導かれる。錦織弁護士の語り口は、上質の文学のように淡々としており、小説を読んでいるような気になった。しかし、”事実は小説よりも奇なり”で、世の中にはこういう人たちも存在するのか、と胸を打たれる結末を迎える。(作家 佐木隆三氏の「はしがき」より)
 
 
主な論文・記事
 
首相補佐官〜国家プロジェクトに賭けた男たち』(NHK出版、中見利男著 −第1章に登場)
雪辱を期する人たち』(東京新聞「ぴいぷる」2002年7月22日)
有明海特措法 利益誘導ではなく再生を』(朝日新聞『私の視点』2002年6月26日)
政策提言 「借り手=悪」の発想に縛られず敗者復活の不良債権処理をせよ!! 』(エルネオス2001年7月号)
錦織氏、竹下王国を去る』(朝日新聞「ポリティカにっぽん」2001年1月16日)
私が体験した土建選挙の実態」(論争東洋経済2000年9月号)
21世紀の地域経済と農業・農村投資の基本方向」(農業と経済2000年11月号)
中海干拓−反対運動が国政を動かした」(岩波新書「公共事業は止まるか」V章)
 
その他
 
趣味】登山、音楽鑑賞(邦楽)
好きな食べ物】和食、特に魚介類
感銘を受けた映画】「十戒」
感銘を受けた本】ドストエフスキー「貧しき人々」
座右の銘】「己を捨てて対象に埋没せよ」。